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アメリカでの会社設立と運営の基礎知識
目次
アメリカでの会社設立と運営の基礎知識
アメリカの給与計算(Payroll)について

アメリカでの会社運営において、給与計算(Payroll)は非常に重要な業務の一つです。正確な給与計算は、従業員の信頼を得るだけでなく、税務コンプライアンスを守るためにも欠かせません。
給与計算の一般的な流れをニューヨーク州を例に説明します。
- Employer Identification Number (EIN) の取得(IRSより申請)
- Electronic Federal Tax Payment System(EFTPS)への登録(税金支払い)
- 州の労働局への登録(例:ニューヨーク州労働局)
- W-4フォームの取得(従業員の所得税控除額を決定)
- 給与の計算と支払い(銀行振込・小切手支払いなど)
- EFTPSを通じた税金の納付(社会保障税・メディケア税)
アメリカでの銀行口座開設

会社運営には、ビジネス専用の銀行口座が必須です。法人口座を持つことで、企業の財務管理がスムーズになります。
一般的に、法人口座の開設には以下の書類が必要です。
- Employer Identification Number(EIN)
- 会社設立証明書(Articles of Incorporation / Organization)
- 運営協定(Operating Agreement / Bylaws)
- 代表者の身分証明書(パスポート・運転免許証)
主要な銀行とその特徴を比較すると、以下のようになります。
銀行名 | 特徴 |
---|---|
Bank of America | 日本人利用者が多く、国際送金がしやすい |
Chase Bank | 全米で支店が多く、利便性が高い |
Wells Fargo | 法人向けサービスが充実 |
アメリカでの小切手(チェック)の使い方

アメリカでは、小切手(チェック)が企業間の取引でよく使われます。特に、家賃や契約支払いで求められることが多いため、基本的な書き方を理解しておきましょう。
★1:自分の名前が既に転記されています。
(住所変更時は一線を引き、新住所を記入し直して利用することができます。)
★2:銀行コードのことです。
★3:口座番号のことです。
★4:チェックの紙の番号のことです。
- 日付(MM/DD/YYYY形式)を記入
- 支払先(Pay to the Order of)に会社名や個人名を記入
- 金額を数字で記入(例:$1,000.00)
- 金額を英語表記で記入(例:「One Thousand Dollars and 00/100」)
- 署名を記入
- MEMO欄に支払い用途を記入(例:「Rent for August」)
まとめ
アメリカでの会社運営では、給与計算・銀行口座開設・小切手の使い方を正しく理解し、適切な手続きを行うことが重要です。Paradise Vision LLCでは、企業の海外展開を支援し、円滑なビジネス運営をサポートします。
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